O-蔵

彩の国からX-T2を使った写真をお届けします。

日光東照宮へ平成の大改修を終えた「陽明門」を見にいってきました

関東の小中高生の修学旅行先になりがちな日光市。かくいう僕の小学校の修学旅行も日光市でした。

そんな日光随一の観光スポットである日光東照宮で、いちばんの目玉(と僕が思っている)陽明門はここ数年修理のため幕に覆われてその姿を見ることができませんでした。ところが今年の三月にとうとう竣工をし、鮮やかに蘇ったということでカメラを手に見学しに行ってきました!

彫刻

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とりあえず中に入って見たのが三猿。猿で人の一生を表している連作の一つらしいのですね。

以前見たときは色がくすんでいて猿の表情も険しく見えて、苦労に苦労を重ねた徳川家康の厳しい人生観を表しているんだなーなんて勝手に納得していた記憶があります。

ところが改修後改めて見ると猿の表情も豊かで違った印象を受けました。三猿なんて前に見たことがるからもういいよ!なんて方も行ってみるともう一度楽しめるんじゃないでしょうか。

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三猿のある厩?の向かいにある建物。この彫刻は実物を見ずに想像で描いた象らしいです。

灯籠

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いろいろと改修されて綺麗になっていましたが変わっていないものも。

これはオランダから奉納されたとかいう灯籠。葵の紋が逆さになっている部分があるのですが豊臣家のときと違い咎められなかったとか。

陽明門

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お目見えしたばかりの陽明門。人が多すぎて警備員さんが常に止まらないように誘導しているのでじっくり見たい方は落ち着いてから行ったほうがいいかも。

 

混雑状況

2017年のゴールデンウィーク時点での混雑具合について少し。

僕は車で行ったんですけど午前8時半ぐらいの時点で日光宇都宮道路の日光出口から行列ができていると電光掲示板に出ていました。

その手前の今市から降りて247号線を進んだんですけど、川向の119線は延々と行列ができていたので、車で行く場合は8時前までに着くようにしたほうがいいかもしれません。9時以降だと日光東照宮の駐車場に車を停めるまでに3時間ぐらい待たなきゃいけなくなると思います。

また車を止めたら止めたで入場券を買うまでに下の写真のような行列を並んで、入場をするための列にまた並んで、見学をするためにまた並んで、見学した場所から出るためにまた列に並ぶみたいな状況でした。

どうしても卸したてを見たいんだ!みたいな人以外はゴールデンウィーク中は避けたほうがいいと思います。

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