京都・奈良のド定番スポットを巡ってきました②(興福寺・春日大社・東大寺・法隆寺編)
家族旅行で勤労感謝の日に東京から京都・奈良まで行きど定番スポット巡りをしてきました。
この記事の内容は二日目に奈良を回ったときのもので、前日の記事はコチラです。
興福寺に立ち寄る
ホテルを出てすぐの小道から見た風景です。奈良の町を歩いていると普通に歴史的な建造物が景色に馴染んでいてステキですね。
前の写真に写っていた五重塔のある興福寺です。京都市内の神社仏閣と違い、それほど混んでいなく落ち着いた雰囲気で見学することができました。今回、春日大社に向かう途中に立ち寄ったので国宝館はスルーしてしまったのですが、せっかくだし立ち寄れば良かったなーと後悔。
春日大社と鹿
春日大社へ向かう途中には公園があり鹿が闊歩しています。ここにいる鹿は一応野生らしく、観光客向けに上の写真みたいな注意書きがありました。老人と子供を主に狙う極悪非道な鹿が出るらしいです。クマ注意の看板だと怖いですけど鹿ぐらいだとちょっとワクワクしてきますよね。
ちなみに、実際にいる鹿はほとんど角が切り取られていて大人しい鹿ばかりでした。
奈良県と言えば鹿せんべい。ここまで来たからには鹿せんべいを鹿にあげたい! と、いうことで早速買ってあげてみることに。そしたら上の写真見たく一口食べて「もういらねーよ」という表情です。
公園内の草原にいる鹿って観光客がみんな鹿せんべいを与えてお腹いっぱいなのか、まったく食べないんですね!
周りを見回してみると他にも鹿せんべいを手に食べてくれる鹿を探している人がたくさんいました。食欲旺盛な鹿は観光客に囲まれてアイドル状態です。
余った鹿せんべいは後で捨てなきゃなあと思いつつ春日大社へ向かうことに。道中にある灯籠には鹿が描かれており、神の使いとして昔から奈良に馴染んでいたことを伺わせます。鹿の彫刻と同じかそれ以上に普通の鹿も参道にたくさんいました。2枚めの写真のように苔の生えた景色と相まって公園で見た鹿よりも神秘的に感じます。
鹿せんべいはゴミ箱行きかと思いきや、ここで嬉しい誤算が。鹿せんべい屋さんが比較的少ない春日大社周辺に来るとお腹を空かせた鹿が多いのでしょうか。たくさん群がってきます!怖いぐらい迫ってきて迫力があるので鹿と強烈に触れ合いたい方は奥の方まで鹿せんべいをキープしてみてくださいね。
春日大社の手水屋は鹿がどっしり構えています。この手の独自性のある造形を見つけるのが旅行の醍醐味ですよね。
ちなみに入り口を守るのは狛犬で鹿ではなかったです。伏見稲荷大社では眷属であるおいなりさんが狛狐になっていますが、春日大社の鹿はそこら中にいるのでわざわざ像にしないんですかね。
こちらの御本殿も京都の寺社と比べるとあまり混んでいませんでした。
3枚目の写真は陶磁器製の鹿がおみくじを咥えているものです。かわいいのでつい買ってしまいました。
東大寺へ
春日大社を参拝した後は東大寺へ。写真は南大門へ向かう参道。ちょうどお昼ごろになっていたのでものすごい大混雑です。
こんな大混雑の中にも人だけではなく鹿もたくさん含まれています。
2枚めの写真について。この辺の鹿は悪戯っ子なんでしょうか。鹿が人間の背後にこっそりと忍び寄る姿がよく見られました。大人は気がついても驚くぐらいですが子供だと後ろを振り向いたら同じ目線の高さに鹿が現れてビックリ!泣き出しちゃう光景がちらほらと見られました。端から見ると微笑ましい光景です。
中門と大仏殿の写真です。創建当時のものではなく三百年ほど前に再建されたものらしいのですが、千年以上前にも同じような規模のものが建っていたのでしょうか。圧倒される荘厳さです。
大仏殿を下から覗き見してみました。こんなでかい建物が本当に木造建築なんですね。石造りでは出ない歴史の深みが木の色に表れています。
中には大仏さまが。写真撮影も特に禁止されていませんでしたが実物を目の前で見るのが一番かと思うので、訪れてみてくださいね。
遠い法隆寺
最後は法隆寺に行きました。ここだけ上記3つの場所から少し離れたとこにあります。
ここまで車に乗って向かいましたが道路がすごい渋滞に巻き込まれることに。これから休日に観光に行こうという方はバスやタクシーよりも電車で移動した方がいいのではないかなーと思います。
拝観時間が16時30分までなのに対し、到着したのが16時直前でした。特に柿を食べていないのに鐘の音が聞こえてくる中、忙しなく見学をすることに。
写真撮影禁止の金堂にある壁画が特に千五百年の歴史を感じ感動をしてしまいました。ただ、今調べてみるとこれ焼失したので昭和の時代に作られた再現なんですって。
自分の感性の適当さにビックリしています。
旅の感想など
初日は予定を決めずに3箇所だけしかいけませんでしたが、ドタバタ感も旅の醍醐味の一つですよね。
それぞれの場所の感想として、京都は人混みが苦痛でしたが写真映えするところが多く、観光している感が存分に味わえる場所でした。
逆に奈良は色彩的には地味で写真映えはあまりしませんでしたが、落ち着いて観光できて歴史を感じることができました。
一泊二日の弾丸ツアーでそれぞれのディープな場所を訪れることができなかったので次回は定番スポット以外に行ってみたいなーと思います。
最後に今回の旅でお気に入りの写真で締めさせてもらいます。ここまで読んでくださりありがとうございました。
鹿に紅葉
X-T2で撮影