VSCO Film 02を比べてみました。
現在使っているX-T2を購入する前にはSONYのRX100というカメラを使っていました。
そこでRAW現像というものを知り、Lightroom5を購入したんですけど一世代古いためかX-T2のRAWデータを扱うことができません。
最新VerのLightroom6にアップデートをしてもいいのですが販売サイクル的に、もうそろそろ7が発売しそうなので物欲をグッと抑えることに。Jpegを気軽に加工できるプリセットで我慢することにしました。
今回、VSCO Film 02を購入したので紹介がてら効果の比較をしてみたいと思います。
プリセット・VSCOとは
そもそもプリセットとはなんぞや?という方もいるかもしれません。
今回の記事で呼称するプリセットというのはLightroomという現像ソフトで使える機能の一つを指しています。Lightroomも現像という言葉もよくわからないという方はstudio9さんというサイトにわかりやすく詳しい説明があるのでご覧ください。
Lightroomでは撮った写真のコントラストや色彩、露光などの変更ができます。
これらの項目をスライダーを動かして写真の編集をするのですが、大量の写真を取った際には一つ一つ動かして調整するのは大変ですよね。
そこであらかじめお気に入りの調整をプリセットとして登録することでクリック一つでその設定に調整することができます。またLightroomにはあらかじめ古い写真風にしたり寒い雰囲気に写真を変えてくれるプリセットが搭載されています。
今回、紹介をするVSCOを購入することで、このLightroomのプリセットに新しい効果を追加することができるようになります。
VSCO Film 02はどのような効果?
公式サイトによると「ヴィンテージからインスピレーションを受けたこのパックは廃止されたフィルムの見た目を再現しポートレートに適している」とのことです。
つまり、昔ながらのフィルム撮影をしたかのように写真を編集することができるようになるんですね。
VSCO Film02で使える効果を見比べる
今回、VSCO Film 02で使えるプリセットのうち以下のモノを使用してみました。
- Fuji Neopan 1600
- Fuji Superia 100
- Fuji Superia 400
- FUji Superia 800
- Fuji Superia 1600
- Ilford Delta 3200
- Kodak Porta 160 NC
- Kodak Porta 160 VC
- Kodak Porta 400 NC
- Kodak Porta 400UC
- Kodak Porta 400VC
左側がX-T2の撮って出しで無編集の写真で、右側がプリセットを適用した写真です。
Fuji Neopan 1600
Fuji Superia 100
Fuji Superia 400
Fuji Superia 800
Fuji Superia 1600
Ilford Delta 3200
Kodak Porta 160 NC
Kodak Porta 160 VC
Kodak Porta 400 NC
Kodak Porta 400UC
Kodak Porta 400VC
数字の違いはフィルムのISO感度の違いで大きければ大きいほど粒子感(ノイズ感)が強くなっていますね。
kodakのNCと言うのはナチュラルカラー(natural color)。UCはウルトラカラー(ultra color)。VCはビビットカラー(vivit color)を意味しているらしいです。
NC-UC-VCの順で変化。
所感
小さい画像だとちょっと色が変わってノイズ感が出た様にしか見えているかもしれませんが、大きな画面で見るととてもノスタルジックでいい感じの写真に仕上がっています。
効果には大満足しているのですが値段が高いので万人にオススメできません。ただ写真道楽にのめり込んでいる方には作品の幅を広げるのにピッタリなのでどうぞ試してみてくださいね!