昭和の雰囲気を色濃く残す「江戸東京たてもの園」に行ってきました

江戸東京たてもの園というのは東京都小金井市の小金井公園内にある施設です。有名人の邸宅や昔の生活を垣間見ることの出来る建造物等が移築され保存・展示されています。

せっかく明るい単焦点レンズを購入したので、ズームレンズでは厳しい室内撮影にどれほど使えるかを確認＆練習がてらに行ってきました。

 関東大震災の後、田園調布に 建てられた分譲住宅の洋館から書斎と電話機。

昔の建築材は今と違い合板を使ってないのでシンプルな造りでも高級感がありました。

上の写真の建物は室内灯が点いてなく窓から入る光だけで撮りましたが手ブレが気にならなくて、さっそくレンズの明るさの恩恵を感じます。

 この博物館の面白いところは建物だけじゃなく古い車もあるところ。この写真はいすゞ製のバス。昔の車の顔ってかわいいですよね。

 建築物そのものだけじゃなく建物の中にも見どころはありあました。 日本に現存している最古のシャンデリアなんてものもあります。写真は真下から撮ったものです。

 

 歴史的に有名なものとして二・二六事件で高橋是清が凶弾に倒れた邸宅なんかもあります。部屋も中に入って見学することができました。

写真は高橋是清邸の窓ガラス。窓がボケているように見えますね。開放気味で撮影したことだけてはなくて古い珍しいガラスを使用しているため元々ボケていました。中心部の窓はしっかりピントが合っています。

園内にはモダンな建物だけではなく農家もいくつかあります。この日は建物が痛まないように、かまどや囲炉裏を炊いていました。

この建物は千と千尋の神隠しのモデルになったらしいです。

もちろん今は営業していないので入口から男湯と女湯の両方共見学することができます。

男湯と女湯で広告の内容が違っていたり

壁の絵を見比べたり

女湯には赤ちゃんの体重計があるんだなーなど色々な発見がありますね。

他にも昔の商店が小道具付きで再現されていたり、建物が密集してノスタルジーのある町並みが広がっているなど、箱物を撮りたい！って気分の時には最高の博物館でした。

X-T2,クラシッククロームで撮影